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複製 - 山下三千夫追悼展「心の眼」
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昭和元禄の繁栄の中にあって、人々が心の片隅に抱いていた「不確実な時代」を20歳代の前半から描き続けています。絵の遍歴は目鼻立ちのない、後ろ向きの人物に始まり、その暗いモノトーンな色彩は両親との別離の早さの故でしょうか。
茫洋として捕らえどころのない、不気味ささえ漂わせる画面は、独立独歩する山下三千夫の体質そのものです。