大嵩禮造と愛弟子たちの抽象画展 平成21年1月4日(日)−3月29日(日)

 

新春企画「大嵩禮造と愛弟子たちの抽象画展」がいよいよスタートしました。

大嵩禮造が他界し、今年で七回忌を迎えます。

鹿児島の美術界において、画家として、教育者として活躍した大嵩禮造

大嵩の最初の弟子と目され、32才で惜しまれながら夭折した故高城琢哉
現在、教育者として鹿児島の美術界を牽引する日置 誠
南日本美術展で、女性として初のパリ賞を受賞した長 由紀子

三者三様、各々の形で抽象画を展開しています。大嵩禮造が愛弟子たちを一つの型に嵌めようとしなかったことは、教育者として素晴らしかったところであります。いろいろな形の抽象画があることをご紹介出来る機会になっています。

展示作品  大嵩禮造  「グラスボックス72−T」「グラスボックス 直」他
         高城琢哉  「アフリカーU」「雨季」他
         日置 誠  「空間に現る」「カインの食卓」他
         長 由紀子 「−ism−」他   約42点

 

大嵩禮造 glass box 72-T 1972
作家プロフィールと作品のご紹介
  
*大嵩禮造は収蔵作品をご覧下さい。

 

ソフトアブストラクションとも
いえる詩的な表現に佳作が多い。

油彩

高城琢也 Takuya Taki

1955  鹿児島県枕崎市に生まれる
1973  鹿児島県立枕崎高等学校卒業
1974  鹿児島大学法文学部入学
1976  鹿児島県美術展初入選
1977  鹿児島県美術展奨励賞受賞
1978  鹿児島大学卒業
      ラ・サール学園美術科教諭に迎えられる
1985  「慢性骨髄性白血病」を発症する
1988  1月肺炎を併発し逝去 享年32歳


 
   

立体的な抽象作品。
有機的な形のシェイプドキャンバ
スから飛び出してくるように見える
視覚表現はエネルギッシュな力が
溢れている。

木、合板、パネル、油彩等

日置 誠 Makoto Hioki

1963  鹿児島県南九州市(旧川辺町)に生まれる
1987  鹿児島大学美術科卒業
      「グループ 断」結成
1993  第3回風の芸術展(ビエンナーレ枕崎)立体部門入選
1995  鹿児島県美術展会員推挙
     第63回独立展初入選
     第50回南日本美術展 南日本新聞社賞受賞
1996   第51回南日本美術展 パリ賞受賞
     第22回鹿児島市春の新人賞受賞
1997  パリ留学
2002  第4回風の芸術展トリエンナーレ枕崎
      (平面部門入選) 
2006  東京銀座個展開催(以降毎年開催)
     現鹿児島高等学校教諭 独立美術協会会友


アンフォルメルの抽象画。
大胆な筆使いとドリッピングを駆使し、墨を取り入れた技法は日本的アンフォルメルと言えるだろう。

キャンパスに墨、アクリル等

長 由紀子 Yukiko Osa

1975  鹿児島県生まれ
1997  鹿児島大学美術科卒業
2003  鹿児島県美術展記念大賞受賞
      南日本美術展第17回海老原賞受賞
2004  パリ留学
      現鹿児島市立甲南中学校教諭 独立美術協会会友

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