2017.4.1(土) - 5.28(日) 『石踊達哉の日本画と向井潤吉の木版画展

 新年度企画の第一弾としまして、春の季節に相応しく、今年も石踊達哉の華やかな花鳥風月の世界をお届けします。また、詩情豊かに日本の原風景を描いた向井潤吉『民家十二ヶ月』をはじめ、橋口五葉『耶馬溪』、坂本繁二郎『阿蘇五景』の日本の風景特集をお送りします。

展示作品 
石踊達哉「紅白梅図屏風」「月秋草」他
向井潤吉「民家12か月」他

観覧料 一般500円 高・大学生300円 小・中学生200円
      (常設展も併せてご覧いただけます)

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 向井潤吉の木版画(1901−1995) 理事長 児玉利武

 向井潤吉は、わが国の古い民家を描き続け「民家の向井」と呼ばれた、京都市出身の昭和を代表する洋画家である。

 1945年(昭和20年)の秋から向井のライフワークとなる民家を描き始める。初めは民家と労働や生活の様子が描かれていた。しかし昭和30年代、日本の高度成長に伴い、次第に伝統的な民家が失われて行く現状を憂いて日本全国を巡り、古い民家を描き続けた。

 40年間に渡り描き残した民家は実に1000軒を超えている。

 展示してある『向井潤吉・民家十二ヶ月』は向井が新たに描きおろした12枚の原画を彫師と摺師が忠実に再現した、彼にとって唯一の木版画である。

 各々235×360ミリ大の木版画で1964年(昭和39年)芸艸堂(うんそうどう)から限定200部が刊行された。

 この木版画集に寄せられた解説文の中で河北倫明氏は
「民家はその土地の人々が長い歴史の中で築きあげて来た住まいの形である。 ここにはその土地における人間と自然との交渉の仕方が、幾代も積み重ねられた知恵と感情を包んで表現されている」と。

 |向井潤吉『民家十二ヶ月』

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