2016.11.1(火) - 12.10(土) 『山下三千夫の歩んだ不確実な時代展

昭和元禄の繁栄の中にあって、人々が心の片隅に抱いていた「不確実な時代」を20歳代の全般から描き続けています。絵の遍歴は目鼻立ちのない、後ろ向きの人物にはじまり、その暗いモノトーンな色彩は両親との別離の早さの故でしょうか。

茫洋とした捉えどころのない、不気味ささえ漂わせる画面は、独立独歩する山下三千夫の体質そのものです。

今年は、チューリッヒでの個展を開催し、滞在中に制作した作品はずいぶん変化しています。今回はそんな山下の原点ともいえる作品の展示になります。

芸術の秋、山下の作品が、自分の内面をみつめるきっかけになるかもしれません。

展示作品 
「壁に倚る人」「戸外」「暑い日」他約30点
観覧料 一般500円 高・大学生300円 小・中学生200円
      (常設展も併せてご覧いただけます)

壁による人
壁に倚る人T 油彩 145.5X97cm 1974