2016.9.6(火) - 10.30(日) 『初代長太郎とその系譜展

 鹿児島の焼き物といえば、いわゆる白薩摩焼「しろもん」と黒薩摩焼「くろもん」があります。

 明治時代に白薩摩焼が外国で持てはやされていた頃、初代長太郎は技巧的になり過ぎた薩摩焼を本来の「土と炎の芸術」に戻そうと御庭焼の窯を離れ、各地の焼き物を研究して明治32年谷山小松原に窯を開きました。その古薩摩伝統の堅牢で雅味のある作品は、大正9年画聖黒田清輝により「長太郎焼」と命名されました。

それから120年余り、初代長太郎とその系譜の陶工達によって受け継がれ、二代目雅夫は清泉寺長太郎窯、三代目流石は指宿長太郎窯を開窯し、一門の繁栄は目を見張るものがあります。お互いに切磋琢磨しながら鹿児島で採取された鉄分の多い土を使い、長太郎焼独特の素朴で渋みのある作品を焼き続けています。

 四代目有山長祐は黒薩摩の伝統を受け継ぎながら、造形性に優れた白薩摩にも挑戦して陶芸界の高い評価を受け、現在日展の理事として活躍しています。

 それぞれの世代の長太郎焼を通して、「黒もん」の中に流れる歴史や伝統を感じ取って頂ければ幸いです。

展示作品 
初代長太郎「雲龍窯変瓶掛け」他約40点
観覧料 一般500円 高・大学生300円 小・中学生200円
      (常設展も併せてご覧いただけます)

有山長太郎
初代長太郎 雲龍窯変瓶掛 20世紀初
有山雅夫
二代目有山雅夫 窯変花瓶
白薩摩線刻魚文壺
四代目有山長祐 白薩摩線刻魚文壺

 作家と作品の紹介

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