2012.1.4(水) - 3.31(土) 『大嵩禮造と先輩や仲間たち展

混迷の中で
大嵩禮造 混迷の中で

1960年第1回南日本海外派遣美術留学生に選ばれた大嵩禮造は、鹿児島の美術界に大きな足跡を残しています。

彼はその生涯に多くの優れた画家達と出会いました。
中でも大嵩が師と仰いだ海老原喜之助、岩下三四、吉井淳二。
私淑した野口弥太郎、大沢昌助、脇田和。
独立美術協会で共に活躍した鯨津政男、今村幸生、前畑省三。
南日美術展で活躍した郷土の先輩である犬童次夫、庵跡芳昭、春田安喜子。
甲南高校美術部でイーゼルを並べて画家を志した文田哲雄、児浦純大、永里慶子、伊牟田経正。
後輩の山下三千夫、木下貴雄、高城琢哉、日置誠、長由紀子。
など共に独立展、二科展、日展また南日美展で活躍している22名の画家を選んでその作品約50点を一堂に展示いたします。

大嵩禮造の周辺に満ちた高レベルの熱気を感じていただけたら幸甚です。

平成23年1月4日(水)〜3月31日(土)

展示作品 

大嵩禮造「極めて私的な時間」大沢昌介「赤地の線の構成」文田哲雄「白い船」高城琢哉「アダムの挑戦」等22名約60点

観覧料 一般500円 高・大学生300円 小・中学生200円
      (常設展も併せてご覧いただけます)

岩下三四
岩下三四 琉球踊

脇田和
脇田和 森と鳥

春田安喜子
春田安喜子 黒いマントを着るとき

今村幸生
今村幸生 湖上

『大嵩禮造と先輩や仲間たち展』作品紹介

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得



*画像下の■をクリックしてください。次の画像へ移動します。
作家プロフィール
庵跡芳昭(1929〜
伊佐市菱刈に生まれる
昭和38年第18回南日本美術展で第3回鹿児島県海外派遣留学生に選ばれ、渡欧する。
昭和45年以降各地で個展を多数開催する。一貫して裸婦を描く。

犬童次夫(1922〜
大口市(現伊佐市)に生まれる
師範学校卒業後教職に就く。東桜島中学校校長にて退職
昭和42年第22回南日本美術展にて知事賞
堅固な画面構成とそれにちりばめられた豊かな色彩は、情感あふれ力強さを感じさせる作品となっている。
昭和45年二科会員に。
鹿児島県美術協会会長や二科鹿児島支部長を歴任する。

伊牟田經正(1934〜
喜入町に生まれる
昭和27年上京、光風会研究所で学ぶ。
昭和46年光風会会員に、昭和59年第70回記念光風会展で特別記念大賞を受賞
細密描写を得意とし、古典的手法を取り入れながら、独自の世界を展開す。

大沢昌助(1903〜1997)
東京に生まれる
東京芸術大学を首席で卒業する
戦後二科再建の創立メンバーとして活躍する。
生涯現役で個展を中心に作品を発表する。簡潔で色彩豊かな独自の作風を極める

長 由紀子(1975〜
いちき串木野市に生まれる
鹿児島大学教育学部美術科卒業
公立中学校の教諭をしながら作品を制作する。
平成15年南日本美術展海老原賞受賞。女性で初の海外留学生となる。

児浦純大(1935〜
鹿児島大学農学部卒業。その後武蔵野美術短期大学や鹿児島大学美術科の聴講生
串木野高校・鹿児島南高校経て、鹿児島県工業技術センターデザイン開発室長で退職。
昭和49年南日本美術展知事賞を受賞
現在独立美術協会所属

城琢哉(1955〜1988)
枕崎市に生まれる
鹿児島大学法文学部に入学するも教育学部美術科へ転学する。
ラ・サール高校で美術教師をする傍ら、作品を制作する。
30歳で「慢性骨髄性白血病」発症、1988年僅か32年の生涯を閉じる。

永里慶子(1935〜
鹿児島大学教育学部美術家を卒業
高須中学校や甲南中学校に勤務
独立展に出品したり、個展を多数開催する
花や静物に魅力的な色彩や形・造形を見出し、キャンバスに表現する。

文田哲雄(1933〜
大島郡天城町に生まれる
昭和32年、多摩美術大学卒業
大学時代に南日本美術展知事賞を受賞。第53回展でパリ賞海外留学を果たす。
昭和43年二科展で巴里賞受賞。フランスに留学
高校教諭や県立短期大学教授を経て、鹿児島私立美術館長に就任(2011退任)
堅実で写実な描写力で、甘美な女性の美しさを表現する。

日置 誠(1963〜
川辺町に生まれる
鹿児島大学教育学部を卒業
公立高校の教諭から鹿児島高校教諭へ。
平成8年南日本美術展で第11回パリ賞受賞。海外留学生としてパリ留学
2001年より毎年東京でグループ展を開催

前畑省三(1936〜
鹿児島市に生まれる
鹿児島大学教育学部美術家を卒業
昭和44年南日本美術展で知事賞受賞。昭和51年第1回パリ賞で海外留学を果たす。
昭和60年と同63年に小林賞受賞。独立美術協会会員に
観念と造形の限りなき融和を求め、荘厳な人間の生の営みと自然との関わりを描く。

<<<戻る