山下三千夫 (1948〜)

昭和元禄の繁栄の中にあって、人々が心の片隅に抱いていた「不確実な時代」を20歳代の前半から描き続けています。絵の遍歴は目鼻立ちのない、後ろ向きの人物に始まり、その暗いモノトーンな色彩は両親との別離の早さの故でしょうか。

茫洋として捕らえどころのない、不気味ささえ漂わせる画面は、独立独歩する山下三千夫の体質そのものです。

戸外
戸外 油彩 1975 53.0x45.5


黒雲 油彩 1977 80.3x65.2


島影 油彩 2005 162.1x130.3